プロ野球ドラフト会議で慶応の渡辺和大投手がソフトバンク3位指名

プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)が22日、都内のホテルで開かれ、香川県関係は高松商高出身で、大学注目左腕の渡辺和大投手(22慶大)がソフトバンクから3位で指名された。渡辺和大投手は最速151キロの直球と切れのあるスライダーを武器に、東京六大学リーグで通算15勝をあげている左腕。母校の高松商でも、ドラフト会議の成り行きに注目していた。

地元四国新聞でも渡辺和大投手の話題は、巨人・浅野翔吾選手の活躍が刺激になったと大きく紹介している。吉報は3巡目で届いた。東京六大学野球リーグで、5季ぶりの優勝に導いた慶大のエース左腕渡辺和大投手。2年連続の日本一を狙うソフトバンクから3位指名を受け、「憧れの舞台だったプロ野球。決まったからには結果を出さないといけない。持てる力を発揮したい」と力強く抱負を語った。

横浜市の慶大日吉キャンパス内の会見場で、午後6時頃渡辺投手が指名されると集まった90人の野球部員が割れんばかりの歓声を響かせた。会見に臨んだ渡辺は、吉報が届くまで「指名されるかどうか不安でいっぱいだった」という。ソフトバンクの印象については「パ・リーグで一番強いチーム。レベルの高いところで自分が戦えるのはうれしい」と素直な思いを口にした。

渡辺投手といえば、巨人の浅野翔吾選手が高松商のチームメイト。「彼の活躍を耳にするたび、自分も頑張ろうと思った。そのおかげでこの4年間やれた。やっぱり対戦したい」と意欲を見せた。「両親には苦労をかけた。野球の夢を応援してくれたことにありがとうと言いたい」。郷土の恩師や元チームメートらも含め、1軍での活躍で恩返しすることを誓った。

高松商・長尾健司監督は、「けがなく頑張って欲しい」と談話を発表した。一方喜びを噛みしめる家族は、高松市多肥上町の祖父宅に集まり、祖父の土井浩次さんや両親、兄2人も集まり一緒に運命の行方を見守った。19日の東京六大学野球リーグで、渡辺投手が肩の不調を訴えて降板。家族には指名漏れの不安もあったそうで、ドラフトが進むにつれて言葉少なに。3位で名前が読み上げられると、緊張感が滲んでいた表情を緩め、天を仰いだり、手を叩いたりして歓喜に浸った。


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