(高商野球部後援会)高松商野球部の練習風景を見学

第108回全国高校野球選手権大会の香川県大会が、7月10日(金)から始まります。大会まであと二十日と押し迫ったこの時期に、時間が空いたからと練習グラウンドへ来られても、選手、監督、マネージャーは大変だ。そっと横から覗くだけで良いのだが、近づくと選手が「こんちは」と声をかけて振り向いてくれる。恐縮だ、そのまま無視して続けてくれると良いのだが、やはり元気な声がけに私も勇気をもらう。

ネット裏に簡単なベンチがあって、マネージャーが飲み物と敷物をくれる。「マネージャの穴吹です。長尾先生呼びましょうか?」と、応対してくれる。とんでもない。「いや、結構です。しばらくいたら消えます」と敷物をお借りする。マウンドぐらいのところからバックネットに向かって、4つのバッティングケージから一斉に強烈な打球が飛んでくる。慣れないモノで思わずよけるが、二重の防球ネットで守られている。

過去には外野へ向かって打っていたが、これだと打撃の感覚はつかめても、狭い共用グラウンドは事故にもつながる。浅野翔吾選手用に柵を高くした経緯は聞いたことがあるが、今ではこっち向きに打っている。素振りも大切だが、やはりボールをバットで打ってなんぼのモノという実感は大事だ。ノックもそうだが、1000本ノックとは言わないが、やっただけの効果はあると思う。

外野では守備練習が、その手前では走塁練習が行われている。投手陣は別のところで練習をしているようだ。通りかかった選手に聞いてみたら、20分間で100~200球の球を、打つようだ。これなら1年生にも打つ機会が回ってきそうだ。ボール拾いだけでは、楽しくなく、続かない。狭いグラウンドを、創意工夫しながら効果的に使っている。

今春卒業した岸野乃樹選手の弟さんだろうか、背中に岸野と書いた選手がいた。近くへ来たので聞いてみたが、やはり弟さんだった。兄貴のあとを追って、高松商へ来てくれた。ありがとう。過去の大会の球場で、たまたま隣席になった岸野おばあさんと一緒に応援したのが縁で、彼のことが気になっていた。関西学院大学だったかに進学し、準硬式野球を続けているらしい。決して恵まれた体格ではなかったけれど、人一倍努力をしていた。

学校側も個人情報だとして、一覧を閲覧させても写メは禁止。少しぐらいは良いではないかと、私は思うのだが、三好明彦野球部長の口が堅い。高松商の卒業生が次のステージで活躍しているのは、なんとも先輩の誇りだ。

一方長尾健司監督に聞くと、過去のこと(卒業生の進路)は教えてくれる。しかし肝心な新体制が、まだ固まっていないようだ。私の見たところでも、渡辺和大投手や浅野翔吾選手のようなずば抜けた選手はいない。総力戦のようだが、英明が一番強そうだ。26日の抽選次第だが、シード校の高松商と英明が初戦で当たることはない。さりとて大手前高松も侮れないし、私学はどこも力を付けてきている。無難にたちあがることを、OBも期待している。


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