高松商追撃あと一歩負けに不思議の負けなし

秋季四国地区高校野球大会最終日は4日、高知市の春野球場で決勝が行われ、高松商は明徳義塾(高知1位)に3-5で敗れて、6年ぶりの優勝には手が届かなかった。明徳義塾(高知)が4年ぶり12度目の頂点に立った。21日からの明治神宮大会へは、四国代表で明徳義塾が、来春の選抜甲子園大会へは、明徳義塾と高松商の出場が確実視され、残り1校が今大会のベスト4の中から選ばれそうだ。万一明徳義塾が優勝したら、新田(愛媛1位)鳴門渦潮(徳島1位)の両校選抜もあるかも知れません。

試合後の長尾健司監督談話の通り、四回の走塁ミスの併殺が試合のすべてだと私も思うのです。しかし長尾健司監督の言葉にも、当事者の岸野乃樹選手を責める気持ちは、私も同じですがない。一層奮起を期待する監督の気持ちが、込められています。これまでの西村修五二塁手に代えての先発出場だった。期待が大きかったのだと思うし、それは投手起用にも見られた。長尾健司監督の中には、四国大会は通過点に過ぎず、目指すは甲子園全国一だと私は思います。

明徳義塾 000 401 000  5 11 3
高松商業 010 110 000  3 10 2

二回の高松商の攻撃は、2アウト1塁2塁から9番岸野乃樹選手が三塁へのヒットで満塁に、1番山田圭介三塁手がセンタ前へヒットで1点。続く2番小原健跳一塁手が0-2から三振。読みと違ったのだろうが、明徳義塾の池崎安侍朗投手は連投で、球数を考えた配球だと思いました。ここも含めて、長尾健司監督も同じ感想ですが、池崎安侍朗投手が一枚も二枚も上だった。

問題の3点リードされた高松商四回の攻撃、6番高木速人左翼手の2-2からの見逃し三振でスタートしながらフォアボールを挟んで9番岸野乃樹選手(右投げ左打ち)が初球を積極的に左へ運び、1番山田圭介三塁手が3-1からフォアボール押し出し出塁でまず1点。2番小原健跳左打者が2球目を引っ張りライト犠牲フライでしたが、2塁走者の岸野乃樹選手が飛び出していて、2塁アウト。タッチアップホームインが認められず、1点止まり。

ここを長尾健司監督も珍しく厳しく、公に指摘している。私はランナーがアウトカウントを間違えて、2アウトのライトフライと勘違いしたのかと思います。もしトラではありませんが、ここで同点に追いつけていたら、面白くなったと思います。次打席は前日2本のホームランを打っている橘朋宏右翼手から、とは言いながら高校生、この日は5-0に終わっています。そんなに大谷翔平選手のようには、いきません。高松商は走塁にも定評があり、この試合は盗塁がありませんでしたが、前々回までの試合までよく走っています。

四国代表として神宮大会に出場する明徳義塾、頑張ってください。最後にどうしても岸野乃樹選手に一言。県大会の応援席で、たまたま私はおばあさんの隣に座りました。おばあさんは、あなたの活躍に手を合わせて祈り続けていました。次の舞台での一層の活躍で、祖父母孝行をしてください。私も小さな体ですが、大きな志を持っています。期待していますね。お疲れ様でした。


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