【新しい家に引っ越しました】
1ヶ月前に引っ越しをしました。
実は、今働いているアイルランド🇮🇪の四つ星ホテルに僕を紹介してくれたのが、この家のオーナーのサラさんです。
どこからこの出会いについて話せばいいのかわからないですが、少し紹介します。
アイルランドに来て最初の2ヶ月間は語学学校の寮で楽しく安全に過ごしていました。
その後寮を出て、新しい家に引っ越し、今まで5ヶ月間はその家で過ごしていたのですが、その家が本当に、本当に大変な家でした。
日本のように同じ家族だけで住むのではなくて、ひとつの家を他の人とシェアをして生活するスタイルです。
僕のハウスメイトは、ナイジェリア🇳🇬パキスタン🇵🇰インド🇮🇳出身の方達で、僕を合わせて4人で生活していました。
トイレ、シャワー、洗濯機、リビング、、、
自分の部屋以外のものは全てシェアをするので、それはそれは沢山トラブルが出てくるわけです。
その国を批判しているのではありませんが、たまたまその方達がとても難しい人たちで、
例えば食事が終わった後に椅子を机の中にしまっていないだけで、たったそれだけのことだけで仕事中に6回も電話がかかってくるような方達でした。
僕は日本人でその方達に比べて体も小さいですし、20歳なので完全に舐められていて、あげくに電気やガス、WiFi、全ての請求書を管理して、隼人の口座から支払えと言われていました。
みんなで折半するから。と言われましたが、そんなの誰が信用できるの?って話ですよね😅
結局いまだに受け取ってないお金も多々あります。
その時は週7で仕事をして、仕事内容も底辺の皿洗い。6時間ノンストップで熱湯を使って洗い続けるので自分の手も血だらけで、体だけなく自分のメンタルもズタボロで限界でした。
週7の仕事のストレス。言語が英語だけというストレス。本来リラックスできるはずの家でのストレス。それを誰にも現地で相談できないストレス。
生活全てが本当にしんどくて、泣きまくって、本当に限界で正直おかしくなっていました。
そんな時、月に2回ほど家にやってきて、家の壊れたところを修理するおじさんがちょうど僕が家にいるタイミングでやってきました。
握手をして少し話すと、”お前に見せたい家があるんだ”と。
別に新しい家を探してはいなかったですが、見ずに断るのはいけないと思い、一度そのオーナーさんと会って、家を内見できますか?と言うと、なんとその日にオーナーさんに会えました。その方が先ほど紹介したサラさん。
部屋は前の家の倍の大きさで、ベッドはダブルベット。
自分専用のトイレとシャワー付きで、毎週月曜日に清掃員が自分の部屋を完璧に掃除してくれるらしいです。
それなのに家賃が前より安い。
こんな家とこんなチャンスはもうないと思い、即決で住ませてくださいと言いました。
そして内見から24時間以内に引っ越しました。
修理人のおじさんから、
“あなたはこれ以上苦しまなくていい。俺がすべて引き継ぐし、責任を取るからあなたはあの家に逃げなさい”
と言われました。涙が出ました。
そして、それからどんどん物語が進んで行きます。
また紹介しますね。
前の家で勉強になったのは、血の繋がった家族と安心して普通に生活できることが本当にありがたいとだということです。
自分は日本にいた時に、姉ちゃんや妹と沢山喧嘩したけれど、本当に殺してやろうなんて思ったことはありません。血の繋がった大事な家族だから。
そして、家族と生活していて、財布やパスポート、その他の大事なものを盗まれる心配をする必要はまずありませんよね。
でも、海外で半年近く他国の人と生活して、
基本的に24時間、財布とパスポート、スマートフォンは体から離せません。
いつ部屋に入られて盗まれるか分からないからです。
そして、あまりにひどい態度を取られ続けると割と温厚な僕でも正直殺してやろうかと思いました。
汚い言葉は使いたくないけれど、本当にそう思うほどやられていました。
一人暮らしなら1人で住めるありがたさ。家族と住んでいるなら家に血の繋がった人しかいないという環境のありがたさ。これに気付けました。
そして僕は日本を去ってから8ヶ月ですが、大きく進化できました。
まだまだこれからも頑張ります。